修善寺温泉
静岡県伊豆市(旧国伊豆国)にある伊豆半島で最も歴史がある温泉。
温泉街の中心に桂川が流れ、河岸には温泉宿が建ち並ぶ。川沿いの四阿(あずまや)には、無料の足湯「独鈷の湯(とっこのゆ)」がある。直近には、地名の由来となった修禅寺がある。温泉地は、日本百名湯にも選ばれている。
以前は独鈷の湯を含めて7ヶ所あった外湯(共同浴場)は、一時期、地元民専用の浴場のみとなっていたが、2002年に観光客も入浴可能な「筥湯(はこゆ)」が開業した。
2004年10月には、台風22号によって温泉街に大きな被害がもたらされた。
修善寺温泉の歴史は、平安時代に弘法大師が開いたという修禅寺の歴史とともにある。独鈷の湯も弘法大師が湧出させたとされ、これが修善寺温泉の起源である。川原で病気の父親の体を洗う少年のために「弘法大師が独鈷を用いて岩を砕き、そこからお湯が湧出した」との開湯の伝説が残る。